2018/12/17 15:34

初めまして。
主にエアープランツと雑貨を販売している専門店「Detanto(デタント)」です^^

最近雑貨屋さんでも最近見かけることが多くなった〝エアープランツ〟
見た目がふわふわして「水をやらなくてもいい」植物として売られていますが、
実は定期的な水やりが必要な植物なんです🌱

今日はエアープランツについて少し説明します。

◆エアープランツとは?

エアープランツ(正式名称:ティランジア Tillandsia)とは、パイナップル科(ブロメリア科)の植物の事を言います。 原産国は主に中央~南アメリカ、北アメリカ南部、西インド諸島、森林や山、砂漠などに分布していて、原種は700種以上、園芸種を合わせると1,000種を超えると言われています。多くは葉の表面から水分を吸収し、樹木や岩などに着床して成長し、土がなくても空気中の水分で育つので「エアープランツ」と呼ばれるようになりました。

エアープランツは、葉の表面にある〝トリコーム〟という器官より水分を吸収します。下記の「テクトルム」の葉っぱのように、葉のトリコームが多く銀色っぽく見える種類を「銀葉種」といいます。

逆に下記の「イオナンタ」のように、
トリコームが少なくて葉が緑色に見える種類を「緑葉種」と言います。
写真のように生長には土が要らない植物なので、部屋やオフィスのインテリアとして、
窓辺にぶら下げてみたり、壁に引っ掛けてみたり、雑貨と組み合わせてみたりと
工夫次第でおしゃれに楽しむことができます。


◆エアープランツは「生きて」います

飾るのも、お世話も簡単!」ということで、最近は100円ショップや大手雑貨屋さん
などでもよく見かけるようになりました。
ただ、あまりにもインテリアとしてカッコよく同化している為か、「生きている」ことを忘れられて、
枯れたまま展示・販売されている事があります。

エアープランツは、定期的な水やりが絶対に必要です。霧吹きなどできちんと水をあげることで、元気に育ちます。
正しい管理をすれば、大きく成長したり、花が咲いたり、子株が出てきたりと、様々な生長過程も楽しむことができます。